モジュールについて~CEマークの取得方法~

CEマークの取得方法とは?

CEマーク認証を取得するには、製品ごとに「ニューアプローチ欧州指令」への適合が必要です。そしてこの指令には、基本的要求事項への適合性評価方式(モジュール)が定められており、必要とされる評価内容などによって適切なモジュールの選択が行われます。

なお、テクノロジー・インターナショナル・ジャパン(TIJ)では、CEマーク取得方法として、以下3つの方法に対応しています。貴社様のご要望に合わせて適切なモジュールをご提案しますので、はじめてCEマーク認証される場合でもご安心ください。

UKCA マークの取得⽅法も考え⽅はCE マークと同様です。お気軽にご相談ください。

モジュールの種類

モジュール 認証者 解説
モジュールA(内部生産管理 internal production control) 自社or代理人 自社で生産した製品を自社の責任において査定し、その結果にもとづいて自己認証を行う方法。生産された製品が指令の要求に適合することを示すテクニカルファイルを作成し、生産された製品の技術文書と指令の要求への適合を保証するためのすべての手段を取る。
モジュールA1 公認機関 自社が外部の認証権限を持つ公認機関(ノーティファイド・ボディ)に依頼して特定サンプルの査定を受け、そのモデルに対し認証書を発行してもらい、これに従って自己宣言書を発行する方法。
モジュールB(EC型式審査EC type-examination) 公認機関 主に危険性の高い装置に関して適用されるもので、公認機関が査定して型式認証書を発行する方法。機械指令でいえばANNEX Ⅳの製品がこれに該当する。